クリニック・医療施設|2026.10.04 公開

クリニックの清掃は誰がやる?スタッフと業者の分担

クリニック・歯科医院の清掃を、スタッフと業者でどう分けるか。場所別のチェックリスト、頻度と費用の目安、業者の選び方を、医療施設での施工写真とあわせて解説します。

結論

クリニックの清掃は、毎日の掃除はスタッフ、床の機械洗浄・ワックスやエアコンの分解洗浄などの定期清掃は専門業者という分担が一般的です。定期清掃は休診日や診療後に行えば診療への影響はなく、床の洗浄・ワックスは月1回〜、ワックスの剥離は3〜5年に1回、エアコンの分解洗浄は年1回が目安です。

「診療後にスタッフが掃除をしているが、床の黒ずみが取れない」「どこまで業者に頼めばいいのかわからない」——クリニック・歯科医院からよくいただくご相談です。この記事では、清掃の分担の決め方と場所ごとのチェックリスト、頻度と費用の目安を、当社が医療施設で行った施工の写真とあわせてまとめます。

クリニックの床(洗浄・ワックス前)
施工前
クリニックの床(洗浄・ワックス後)
施工後

クリニックの床の洗浄・ワックス。日常の拭き掃除では落ちない黒ずみを、機械洗浄で取り除いてから仕上げました。

クリニックの清掃は誰がやる?2つのパターン

パターン向いているクリニックよい点気をつけたい点
A. すべてスタッフ開業間もない・小規模で、汚れが軽いうち外部の費用がかからない診療後の負担が大きい。機械が必要な床の洗浄やエアコン内部には手が届かない
B. 毎日の掃除はスタッフ、定期清掃は業者多くのクリニック・歯科医院費用を抑えつつ、床やエアコンなど専門的な汚れは定期的にリセットできる毎日の掃除の手順をスタッフ間でそろえておく必要がある

迷ったら、まずはパターンBから始めるのがおすすめです。床の洗浄・ワックスとエアコンの分解洗浄だけを業者に任せ、日々の拭き掃除はスタッフで続けると、費用と清潔さのバランスが取りやすくなります。

場所別の清掃チェックリスト(毎日・定期)

清掃マニュアルを作るときのたたき台としてお使いください。「毎日」の欄はスタッフで行う作業、「定期」の欄は機材が必要なため業者に任せることが多い作業です。

場所毎日(スタッフ)定期(業者に任せることが多い)
受付・待合室床の掃き拭き、椅子・手すり・ドアノブ・受付カウンターの拭き取り、ゴミ回収床の機械洗浄・ワックス(月1回〜)、ガラス
診察室・処置室床の拭き掃除、ゴミ回収(医療機器や薬品は院内のルールに沿って)床の洗浄・ワックス、ワックスの剥離(3〜5年に1回)
トイレ・手洗い場便器・洗面台・床の清掃、ペーパー類の補充便器・洗面台など衛生陶器の汚れの洗浄、換気扇
廊下・階段・入口掃き拭き、入口マットの砂・ほこり取り床の洗浄・ワックス、階段の清掃、入口まわりのガラス
エアコンフィルターのほこり取り(取扱説明書の目安に沿って)分解洗浄(年1回)
歯科医院の床(清掃前)
施工前
歯科医院の床(清掃後)
施工後

歯科医院の床のメンテナンス。受付・待合の床は患者さまの目に入りやすく、汚れも早くたまります。

大学病院のエアコンフィルター(洗浄前)
洗浄前
大学病院のエアコンフィルター(洗浄後)
洗浄後

大学病院のエアコンフィルター洗浄。ほこりは見えにくい場所にたまります。見た目はきれいなエアコンでも、吹き出し口をATP検査すると31,817 RLUだった例もあります。

業者に頼む前に決めておくこと

医療施設は、触れてはいけない物や作業してよい時間帯が施設ごとに異なります。業者に依頼する前に、次の点を院内で決めておくと話が早く進みます。

  • 作業する時間帯:休診日・診療後・早朝など、患者さまの動線と重ならない時間
  • 作業する範囲:待合室・診察室・処置室・トイレなど、場所ごとの作業内容と頻度
  • 清掃の対象外にする物:医療機器・薬品棚・カルテや書類など
  • 鍵の管理:鍵の受け渡しと、作業後の施錠確認の方法
  • 報告の方法:作業報告の形式、清潔さを数値で残すか(ATP検査)

頻度の目安

作業頻度の目安担当の例
受付・待合室・トイレの毎日の掃除毎日スタッフ
床の機械洗浄・ワックス月1回〜(待合室は短めの間隔で)専門業者
ワックスの剥離・再施工3〜5年に1回専門業者
エアコンの分解洗浄年1回専門業者

床のワックスは乾くまで2〜3時間かかります。診療後の夜間や休診日に作業すれば、翌朝の診療は通常どおり始められます。床材ごとのワックスの要否は床ワックスの頻度と剥離のタイミングで詳しく解説しています。

費用の目安と実例

作業料金の目安(税抜)
床の洗浄・ワックスがけ300㎡以下 一律30,000円〜(300㎡超は100円/㎡〜)
ワックス剥離・再施工200円/㎡〜
エアコン分解洗浄業務用 1台20,000円〜(2台以上の場合)/1台のみ 22,728円/ルーム 10,000円〜
ATP検査(清掃前後の数値測定)初回無料

たとえば床の洗浄・ワックス(300㎡以下)を3か月ごとに行う場合、定価で計算すると30,000円×年4回=年120,000円(税抜)です。定期契約は割引のご相談に応じます。

耳鼻科クリニックの入り口の床(施工前)
施工前
耳鼻科クリニックの入り口の床(施工後)
施工後

実例|耳鼻科クリニック(京都府向日市・300㎡以下)

「入り口の床の黒ずみが気になる」というご相談から、休業日の9:00〜14:00に、床の洗浄・ワックス、ガラス、トイレ・洗面、換気扇、階段、ルームエアコン2台をまとめて実施し、78,000円(税抜)。診療への影響なく、院内を一度に整えました。施工事例を見る

クリニックの清掃業者の選び方

確認すること理由おそうじクルーの場合
休診日・診療後に作業できるか診療や患者さまの動線と重ならないように休診日・夜間・早朝、土日祝も対応
医療施設での施工経験触れない物・作業の順番への配慮が必要クリニック・歯科・動物病院・大学病院の施工実績あり
作業の報告何をしたか見えないと、品質を確かめられない作業内容を報告。希望でATP検査の数値レポート(初回無料)
見積りが明細か何にいくらかかるかを比べられるように作業範囲・頻度を反映した明細でご提示
契約の縛り・支払い合わなかったときに見直せるか、経理の手間長期契約の縛りなし・スポット可。請求書払いに対応
自社施工か下請けを挟むと、誰が来るのか・何をするのかが見えにくい自社スタッフが直接施工
動物病院の床(清掃前)
施工前
動物病院の床(清掃後)
施工後

動物病院の床清掃。医療施設は、施設ごとのルールに合わせた作業が大切です。

業者に頼んだほうがいいサイン

こんな状態なら、定期清掃の検討どきです

  • 拭き掃除をしても、待合室や受付前の床の黒ずみが取れない
  • ワックスのくすみ・黄ばみ・ムラが目立ってきた
  • 診療後の掃除がスタッフの負担になっている
  • エアコンの吹き出し口の汚れや、においが気になる
  • 何年も床のワックスを剥離していない

2つ以上当てはまる場合は、日常の掃除では落とせない汚れがたまっている可能性があります。床や汚れの写真を送っていただければ、必要な作業と概算を無料でお伝えします。

見積り依頼フォーム LINEで写真を送る
FAQ

よくあるご質問

毎日の受付・待合室・トイレの清掃はスタッフ、床の機械洗浄・ワックスやエアコンの分解洗浄などの定期清掃は専門業者という分担が一般的です。

床の洗浄・ワックスは月1回〜、待合室や受付前など汚れやすい場所は短めの間隔が目安です。重ね塗りで黄ばみや黒ずみが取れなくなったら、3〜5年に1回を目安にワックスを剥離して塗り直します。

はい。休診日・診療後の夜間・早朝に作業します。ワックスの乾燥には2〜3時間かかりますが、翌朝の診療に間に合うよう工程を組みます。

当社の床の洗浄・ワックスがけは300㎡以下で一律30,000円〜(税抜)です。耳鼻科クリニック(300㎡以下)で床・ガラス・トイレ・換気扇・階段・ルームエアコン2台をまとめて行った実例では78,000円(税抜)でした。

はい。床の洗浄・ワックスなどのスポット(1回のみ)から、月1回・2〜3か月ごと・半年ごとの定期清掃まで、ご希望の頻度で承ります。長期契約の縛りはありません。

はい。クリニック・歯科医院・動物病院・病院の清掃に対応しています。施設ごとのルールに合わせて、作業時間帯や触れない物を事前に決めてから作業します。

Contact

クリニックの清掃のご相談・お見積りは無料です

床や汚れの写真を送っていただければ、必要な作業と概算をお伝えします。
営業のお電話はいたしません。法人さまは請求書払いに対応します。

営業時間 9:00〜18:00

お支払い方法:現金、銀行振込(月末払い)、法人は請求書払い