エアコンは1年でどれくらい汚れる?
1年前に清掃したエアコン。外から見てもきれいで、内部も一見きれいでした。ところが吹き出し口をATP検査で測ると、驚きの数値が——。見た目ではわからない汚れを、清掃前後の実測データと写真で検証します。

一見きれいなエアコン。1年前にクリーニングもしています。内部を開けても、パッと見は特に汚れて見えませんでした。しかし——。
この記事の結論(実測データ)
エアコン吹き出し口のATP検査で、清掃前 31,817 RLU → 清掃後 290 RLU(約99%減)。測定機器はキッコーマン ルミテスター。対象は、約1年前に一度クリーニングした家庭用エアコンです。
ATP検査とは?汚れを「数値」で見る仕組み
ATP検査とは、あらゆる生き物のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)などの量を専用機器で測定し、目に見えない汚れや微生物由来の残留物をRLUという数値で表す検査です。もともとは食品工場や医療現場の衛生管理で使われてきた手法で、専用の綿棒で拭き取り、機器にセットすると数十秒で数値が出ます。
ポイントは、RLU値が小さいほど清潔ということ。「キレイになった気がする」という感覚ではなく、同じ場所を清掃の前後で測ることで、清掃の効果を数値で確認できます。
検証の方法
- 対象:家庭用の壁掛けエアコン(約1年前に一度クリーニング済み)
- 測定箇所:吹き出し口(風が直接出てくる、体に一番近い部分)
- 測定機器:キッコーマンバイオケミファ「ルミテスター」(ATP+ADP+AMPふき取り検査)
- 手順:分解洗浄の前と後で、同じ吹き出し口を専用綿棒で拭き取り測定

吹き出し口を専用綿棒で拭き取り、ルミテスターで測定します。
実測結果|31,817 → 290 RLU(約99%減)


数値が小さいほど清潔。清掃前後で約99%減少しました(当社実測例/測定値は機種・使用環境により異なります)。
| 清掃前のRLU値 | 31,817 |
|---|---|
| 清掃後のRLU値 | 290 |
| 削減率 | 約99%減 |
「便座と同じくらい」だった吹き出し口
31,817という数値は、一般に清潔の目安とされるレベルを大きく超えるもので、今回の測定では身近な便座に匹敵する水準でした。風が出てくる吹き出し口は、部屋にいる人が吸い込む空気の通り道です。そこがこれだけ汚れていた、というのは驚きの結果でした。
※RLUは相対的な指標で、機器や対象によって基準が異なります。「便座と同程度」はあくまで今回の測定における比較で、すべてのエアコン・便座に当てはまるものではありません。
見た目ではわからない。だから「数値」で見る
今回のエアコンは、外から見てもきれい。カバーを開けて内部を見ても、パッと見は特に汚れているようには見えませんでした。それでもATP検査で吹き出し口を測ると31,817 RLU。エアコンの汚れは目視で判断するのが難しく、「きれいに見える=清潔」とは限りません。だからこそ、数値で確認する意味があります。

約1年前に清掃したエアコンの内部。パッと見はきれいでも、検査値は高く、見た目と実際の汚れは一致しないことがあります。
汚れたエアコンを使い続けるリスク
- カビ・雑菌を含んだ風:吹き出し口のカビや菌が、運転のたびに部屋中に拡散します
- いやな臭い:つけた瞬間の「カビ臭い」「酸っぱい臭い」の主な原因です
- 電気代の上昇:熱交換器やフィルターの目詰まりで冷暖房効率が落ち、電力をムダに消費します
- アレルギー・健康面:カビの胞子やホコリは、咳・くしゃみ・アレルギーの一因になり得ます
クリーニングの頻度の目安
今回のように、1年でも吹き出し口は大きく汚れます。使用環境によって差はありますが、目安は次のとおりです。
- 一般的なご家庭・オフィス:年1回
- ペット・喫煙・長時間運転:半年〜1年に1回
- クリニック・介護施設など:油や衛生管理の観点から、より短い間隔での洗浄がおすすめ
おそうじクルーは「数値で見えるクリーニング」
おそうじクルーでは、ご希望の現場でATP検査を実施し、作業前後の衛生数値をレポートとしてご提出しています(初回無料)。「キレイになった」を感覚で終わらせず、数字でご確認いただけます。エアコンは、カバー・送風ファン・熱交換器まで分解し、人体に無害なエコ洗剤と高圧洗浄で内部の汚れまで洗い流します。
おそうじクルーのエアコンクリーニング
ルームエアコン 10,000円〜(税込11,000円〜)/業務用 20,000円〜(税込22,000円〜)。分解洗浄・エコ洗剤使用・ATP検査対応。お見積りは無料です。
よくあるご質問
ATP(アデノシン三リン酸)などの量を専用機器で測定し、目に見えない汚れ・微生物由来の残留物をRLUという数値で「見える化」する検査です。食品工場や医療現場の衛生管理で使われており、清掃の効果をその場で数値で確認できます。
RLUは相対的な指標で、測定機器や検査対象によって基準が異なるため一律の合格値はありません。重要なのは、同じ箇所を清掃前後で測定し、数値がどれだけ下がったか(今回の例では31,817から290へ約99%減)を確認することです。
今回測定したエアコンは約1年前に清掃していましたが、吹き出し口は31,817 RLUまで汚れが戻っていました。使用環境により差はありますが、目安は年1回、ペットや喫煙、長時間運転する環境では半年〜1年での洗浄をおすすめします。
エアコンの汚れが気になったら
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